会話に困ったときはアプローチ話法!「キドニタチカケシ衣食住」
キーワードは「キドニタチカケシ衣食住」
お客様がいらっしゃた場合、
事案によってはいきなり本題に入ることもありますが、
大抵の場合、世間話から入りますよね。
ただ、特に初めて会ったばかりの相手だと、
何を話していいかわからない・・・。
そんなときは思い出してください。
「キドニタチカケシ衣食住」
これは、誰にでも使える便利な会話内容の頭文字をとったものです。
相手の緊張を緩め、スムーズに本題に入れるよう、
「キドニタチカケシ衣食住」を利用してアプローチをしてみましょう。
「キ」 気候
「最近はめっきり寒くなてきましたね。
今月末にはもしかすると雪が降るかもしれないとのことですよ。」
「ド」 道楽
「最近知人とゴルフに行って参りました。
確か○○様もゴルフを嗜まれていましたよね?」
「ニ」 ニュース
「○○様の出身地は群馬でしたよね。群馬といえば、
ぐんまちゃんがゆるキャラグランプリに選ばれていましたよね。」
「タ」 旅
「先日京都へ旅行して参りました。
紅葉が素晴らしく、心が洗われましたよ。
○○様は最近どこかへご旅行に行かれたりしましたか?」
「チ」 知人
「実は先日友人が埼玉へ異動になりまして。
確か○○様のご子息は埼玉勤務でしたよね。」
「カ」 家族
「先日妻が入院しまして。私一人だと家事が全く進まず、
日頃妻がどれだけ苦労しているのか身に染みましたよ。」
「ケ」 健康状態
「先日病院で四十肩と診断されまして・・。
いつまでも気持ちは若いのですけれども体は正直ですよね。」
「シ」 仕事
「最近お仕事の調子はどうですか?
新店舗を出したと風のうわさで耳にしましたが。」
「衣」 衣類
「そのお召し物とても素敵ですね。
○○さまのスタイルと相まってモデルのように見えます。羨ましい。」
「食」 食事
「先日アクアパッツァというものを
生まれて初めて食べました。ご存知ですか?」
「住」 住居
「最近家を買いまして。これからローンの支払いが大変です。」
政治や宗教、リプロダクションなど
センシティブな内容は世間話としては不向きです。
相手方の信条やプライバシーにかかわる内容は避けるようにしましょう。
また、普段は問題なくとも、場合によっては不適切になることもあります。
例えば、不当解雇の相談にいらしている方に「仕事」の話をしてしまったり、
離婚の相談でいらしている方に「家族」の話をしてしまっては、
あまりにデリカシーがありません。
基本的には「キドニタチカケシ衣食住」で差し支えありませんが、
時と場合に応じて適切な会話内容を選択できるようしっかり配慮しましょう。
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