弁護士さんの仕事ってこんな仕事!
弁護士さんのお仕事って、何となく分かるけど、
よく分からないような・・・。
そこで今日は、弁護士さんの仕事について少しお話したいと思います。
弁護士の使命は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することです
(弁護士法1条1項)
弁護士は、この使命にもとづいて誠実に職務を行います。
弁護士は、社会生活の中で事件や紛争について、
法律の専門家として適切な対処方法やアドバイスをするのが仕事です。
弁護士の扱う事件は、主に民事事件と刑事事件とがあります。
????と思われる方も多いと思いますので簡単に説明します。
まずは、民事事件につて説明します。
民事事件は、
お金の貸し借り、不動産の賃貸借、売買、
交通事故、離婚、相続、会社関係、労働事件・・・等々です。
弁護士は、これらのトラブルについて、
法律相談や和解交渉、訴訟活動を行うわけです。
でも、何でこうしたトラブルに弁護士が関与するの?
それは、第三者が介入した方が丸くおさまる場合があるからです。
当事者の話し合いだけでは、両者とも感情的になり
冷静さを失って、解決できない場合は多いです。
また、力の弱い人や法的知識のない人が、
泣き寝入りを強いられるということにもなりかねません。
そこで弁護士は、依頼者の立場に立って、
法的に守られる利益は何なのかを模索し、
依頼者の正当な利益を実現すべく活動するのです。
次に刑事事件について説明します。
刑事事件は、罪を犯した疑いのある人に対する捜査や裁判に関する事件です。
もっと噛み砕いていうと、警察(検察)が関わってくる事件です。
弁護士は、ここでは弁護人として被疑者・被告人の弁護活動をおこなっていきます。
何で悪人の弁護なんてするの???
私も最初そう思いました。弁護士は嫌いでした・・・ 😡
逮捕されるのは、犯人である疑いがあるからなのです。
でもマスコミは、
あたかもその人か犯人で悪人であるかのような報道を多々します。
その人が、犯人であるかどうかはまだわかりません。
これから手続きを踏んで裁判で明らかにしていくのです。
刑事事件における弁護士の最も重要な役割、
それは冤罪(えんざい)の防止です。
冤罪は、無実の人間の自由を奪い、
その家族の生活を破壊する最大の悲劇です。
冤罪の大きな原因は、
捜査機関がその人を犯人であると決めつけてかかることです。
そして、マスコミにより大々的に報道され、
多くの人もその人が犯人であると思いがちになります。
また、その人が犯人であったとしても、
必要以上の刑が科されてはいけません!
適正な手続きに則って、捜査や裁判手続きが行われなければなりません!
弁護士は、黒を白にしようと活動するものではありません。
民事事件、刑事事件のどちらとも、
このような一つ一つの活動が、
まさに人権擁護と社会正義の実現につながるのです。
そして、法律事務職員(パラリーガル)のお仕事は、
言うまでもなく、弁護士さんを補佐するお仕事です。
したがって、パラリーガルも弁護士さん同様、
人権擁護と社会正義を実現するための一翼を担う責任あるお仕事なのです!
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