小説よりも面白い「事件記録」!
法律事務職員(パラリーガル)であれば
必ず携わることになる
答弁書や準備書面のチェック。
法律事務職員が行う仕事は、
誤字脱字の確認、
慣れてくれば論理的に構成が間違っていないかも
チェックすることになります。
相手方の書面も合わせて
1つの「事件記録」となるわけですが
この「事件記録」が、ドラマや小説よりも面白いんです。
(もちろんinterestingの意味で)
特に民事事件となると
離婚や、交通事故、相続、建物明渡しなどといった
ファンタジーやフィクションではない、
実際身近に起こり得る事件を目の当たりにすることになります。
「うちの事務所の先生はこう切り返すのか」
「相手方がこんな主張をしてきた!」
「こんな法律根拠があるんだ~」
といったように毎回新しい発見があります。
また、一人ひとりに事情や心情があり、
そこに至るまでのドラマがありと、
ますますクライアントの為にも
慎重に、間違いなく手続きを進めなきゃと身が引き締まります。
もちろんお仕事の一環ですので
じっくり読み込み、感情にひたることは
業務時間内では難しいですが・・・。
もし文章を読むのが苦手という方は、
有名な判例を少しずつ読むようにしてみてください。
要旨を読むだけでも、準備書面でよく使われる言葉や
文章の構成など感覚でつかめるようになってきます。
堅苦しく考えず、まずは小説を読むように。
1つの仕事を「作業」としてとらえるか、
「自分の仕事」として気持ちをいれて仕事をするかで
面白さは違ってきます。
モチベーションアップは工夫次第、
自分の考え方次第です!!
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~普通のOLを法律事務のスペシャリストに変身させる~
パラリーガル育成の専門家 高橋慎一